コンドームによる避妊は男性の尿道経由での性感染症や、精液・血液の膣内接触による性感染症の予防に有効である。ただし毛じらみなど、保護対象外部分の接触によるものには効果がないです。エイズがコンドーム使用によって完全に感染防止ができるわけではないがHIVには有効なワクチンが存在しないことや抗HIV治療に掛かるコストとの兼ね合い、また他のウイルスに対するワクチンの場合の予防効果の実績などと比較してもコンドームによるHIV感染予防の持つ効果は大きいものだという判断からWHOはエイズ対策の一環として行われている。性行為感染症については疫学調査の方法や対象集団の選択などに議論があるものの、体液を介して感染する淋病やクラミジアなどについては効果があると証明されている。ただし陰部に生じた潰瘍などの病変部から感染する性器ヘルペスや梅毒、あるいは病変を伴わない粘膜から直接、皮膚に感染するヒトパピローマウイルスなどについては完全に感染を予防できないが接触の機会を減らすことができるため感染を防止する一定の効果があります。